力強い声が聖地に響き渡った。第94回選抜高校野球大会は19日、甲子園で開幕した。降雨のため一日順延されていた開会式も予定通りに行われ、大会1日目に出場する浦和学院(埼玉)、大分舞鶴、和歌山東、倉敷工(岡山)、クラーク国際(北海道)、九州国際大付(福岡)の6チームがグラウンドを元気よく行進した。新型コロナウイルスの感染予防のため、大会2日目以降の出場校は甲子園のオーロラビジョンで行進の映像が放映された。
倉敷工の福島貫太主将(3年)が選手宣誓を務め、壇上に立つと「宣誓! 夢と志が人生をつくる。当たり前だった日常が失われて3年がたちます。今なお世界中でパンデミックが起こり、多くの人たちが苦しみや困難に立ち向かっています。それでも私たちは1歩ずつ歩んできました。甲子園に立つためにたくさんの方々に支えられてもらいました今、野球ができているのも、その人たちのおかげです」と元気良く口にし、次のようにも続けた。
「聖地・甲子園という舞台に立てることに感謝します。大好きな野球ができることに感謝します。そして私たちは最大の理解者、応援してくれている家族に感謝します。ありがとう。夢や志を持ち続け、これからも未来に向かって1日、1分、1秒を大切に歩んでいきます。ファイティングスピリット、フレンドシップ、フェアプレー。甲子園に立つ喜びを胸に最後まであきらめることなく、正々堂々とプレーすることを誓います」
球児らしい、感動的な内容の選手宣誓を終えると福島主将にはスタンドから温かい拍手が向けられた。












