中日のドラフト3位・石森大誠投手(24=火の国サラマンダーズ)がオープン戦デビューで強心臓ぶりを発揮した。

 13日のオリックス戦(京セラ)で8回から3番手で登板すると、いきなり3四死球で無死満塁を招いたが、宗を三邪飛、西野を二併殺に仕留めて結局、1回無失点でマウンドを降りた。

 絶対絶命の大ピンチを切り抜けた最速155キロ左腕は「緊張している自覚はなかったが、初登板ということで少し力みもあった」と言いつつも「満塁で吹っ切れたのと同時に焦りはなかった。点取られたらどうしようとか、っていうのはなかったので、強い気持ちのままマウンドにいられた」とケロリ。

 さらに昨季のパ・リーグ優勝チームのクリーンアップと対峙ながらも威圧感を感じなかったのか問われると「特に感じなかった。あまりバッターを見て投げてないので。キャッチャーミットに集中して投げている。あまり緊張はしない。たぶん、すごいビッグマウスかもしれないが、自分の球を投げれば打たれないと思っている。そういった意味では、そこが今日はかみ合っていなかったかも」と反省ものぞかせた。

 開幕まで2週間を切ったが「今日の出だしはあまり良くなかったが、これからどんどん自分らしいピッチングを見ていただいて、中日には石森が必要だと思っていただければうれしい」と意気込んでいる。