イングランド・プレミアリーグのリバプールОBで元同代表FWスタン・コリモア氏(51)がロシア人実業家ロマン・アブラモビッチ氏(55)がオーナーになって以降、チェルシーが獲得したトロフィーの剥奪を求めたと英紙「デーリー・スター」が報じている。
英政府がアブラモビッチ氏の資産を凍結し、同氏が保有するチェルソーにもチケット販売の禁止や選手の移籍禁止など厳しい制限が加えられた上でスポンサーが撤退するなど、クラブ存続の危機に直面している。そんな中、同紙によると、コリモア氏は2003年にチェルシーを購入したアブラモビッチ氏の〝危険な〟資金のお陰でチームを強化。数々のタイトルを獲得してきたという。
その上で同氏は「メダルはドーピングのために剥奪されるのに、トロフィーは取られないのですか。30年前のオリンピックで誰かがドーピングしたとしても、今でもメダルを剥奪されているでしょう」とし「したがって(チェルシーへの)ペナルティーは論理的です。(イタリア1部)ユベントスは八百長のためにタイトルを剥奪されました」と指摘した。
こうしたコリモア氏の発言はネット上で白熱した討論に発展し、世界中で賛否両論が噴出。「アブラモビッチ時代に獲得したすべてのタイトルは、歴史書から削除する必要があります」という支持派とともに「私は誰よりもチェルシーを見るのを楽しんでいます。これはただのくだらない声です」と否定するファンの意見もあったという。
昨季の欧州チャンピオンズリーグ制覇など、数々の栄冠を手にしてきたが、すべては「なかったこと」になってしまうのだろうか。












