いったい、どこまで飛ばすのか…。巨人に新加入したグレゴリー・ポランコ外野手(30)が10日、またまた規格外のパワーで周囲のド肝を抜いた。

 ジャイアンツ球場が騒然となったのは、初めて屋外で行われたフリー打撃だ。71スイングで16本のサク越えを放ったが、そのうちの一本はバックスクリーンのスコアボード右側をかすめる超特大弾。幾多の選手がフルスイングしても、まず着弾することのないエリアだ。

 ポランコは9日の練習初日に室内練習場の防球ネットを弾丸ライナーでぶち破ったばかり。ベールに包まれていた飛距離はとてつもなく、球団スタッフからは「東京ドームなら看板に当たっている」と感嘆の声が漏れた。

 かつて練習時に場外弾をかっ飛ばし、球場外に停車していた自動車を破壊したこともあるというメジャー通算96発男。ポランコによると「外で初日ということもあって、全力で打ったわけではないです。85~90%の強度で振りました。徐々に引き上げていくので明日にはもっと良くなると思う」そうだ。全開となれば、160メートル級の超絶アーチが飛び出す可能性も十分ある。

 もちろん、肝心なのは試合でどれだけの力を発揮できるかだ。合流2日目を終えた助っ人砲は「首脳陣が決めることですけど」と前置きした上で「自分の中ではあと2、3日くらいで実戦にいけるかと思います」と順調そのもの。このままいけば、25日の開幕には間に合いそうな雲行きだ。