フィギュアスケート男子で〝ロシアの羽生〟と称される超逸材の選手がエテリ・トゥトベリーゼ・コーチとの決別を表明して大きな波紋を呼んでいる。

 ロシアメディア「BIMRU」は「有望な12歳のフィギュアスケート選手であるニコライ・コレスニコフがエテリ・トゥトベリーゼのチームを去ることを公式に発表した」と報道。コレスニコフは自身のインスタグラムで「残念ながら、どんなアスリートの人生においても、目標に向かってさらに前進するために何かを変えようとする必要がある時が来るかもしれない」と指導を受けていたトゥトベリーゼ氏のチームから退団することを発表した。

 コレスニコフはロシアのフィギュアスケート界で神童と称され、〝皇帝〟の異名を持つエフゲニー・プルシェンコ氏や羽生結弦(27=ANA)ら五輪金メダリストの後継者となるスター候補として同国内で期待を集めている。

 超逸材の突然の退団表明は物議を醸しており、同メディアは「カミラ・ワリエワの最近のドーピングスキャンダルを考えると、そのような才能のある学生の喪失は、チームの評判に深刻なダメージを与える可能性がある」と指摘。トゥトベリーゼ一門にとってドーピング騒動に続くスキャンダルになると分析し、今後チームの評判が失墜すると予測した。

 栄華を極めるトゥトベリーゼ軍団崩壊の序章となるのか。