ロシア人実業家のロマン・アブラモビッチ氏がオーナーを務めるイングランド・プレミアリーグのチェルシーが廃業の危機に直面していると、英紙「デーリー・スター」が報じた。
アブラモビッチ氏はかねてロシアのウラジミール・プーチン大統領と近しい関係にあると指摘されている中、英労働党のクリス・ブライアント議員は23日に議会でサッカークラブを所有することを許可するべきではないと主張。英国内の住居を含めた資産1億5200万ポンド(約235億6000万円)の差し押さえを要求するなど、反発が強まっている。
そんな中、同紙によると、英政府がアブラモビッチ氏にチェルシーの所有を認めないという対ロシアに関する制裁を科した場合、クラブが破産する可能性があるという。「アブラモビッチがチェルシーを売却した場合、彼はクラブに彼が負っている15億ポンド(約2325億円)の返済を要求することができる。これは、チェルシーを廃業させる可能性のある債務だ」と伝えた。
アブラモビッチ氏が制裁でクラブを手放し、新たなオーナーが購入する可能性があるものの、負債額の大きさから現実味はないという。
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は今後について「私たちのクラブの状況と英国の状況には非常に多くの不確実性がある」と、クラブの将来を懸念していたが、昨季の欧州チャンピオンズリーグ優勝クラブは消滅の危機にあるのは間違いないようだ。












