〝亀ちゃん式〟守備練習でレベルアップだ。巨人の春季沖縄キャンプに参加中の亀井善行外野守備兼走塁コーチ(39)が21日、独自の練習メニューで外野陣を鍛え上げた。
この日の外野守備練習では、走者を二塁に置いた状態から送球。なかなか見ることのない方式の導入は外野手として長年チームを支え続けてきた亀井コーチならではの考えがあった。
「外野手というのは、やっぱり走者がつくことで変わってくるのでね。送球の正確さ、安定性という部分と、あとは二死二塁という中での走塁意識、スライディング、キャッチャーのブロッキングやタッチプレーという部分。〝一石四鳥〟くらいの練習にしたいなと思っていた」
打撃練習や内野守備では特定のケースを想定して行うことはあるものの、外野守備練習で走者を想定したパターンはまれ。常に実戦と同じ感覚でプレーすることを心がけることで、多様な意識を植え付けることが目的だという。
当然、外野守備や走塁技術だけが鍛えられるメニューではない。亀井コーチは「(鍛えられるのは)村田コーチも(笑い)。実松コーチからも『キャッチャーの練習にもなるしいいことだ』と伝えてもらった」と話し、新たに三塁コーチャーを務めることとなった村田コーチを始め、扇の要の強化にもつながることを強調した。
日頃から1手先、2手先を考えている亀井コーチならではのアイデア。「僕は常に一石二鳥、一石三鳥になる練習は必要だと思っていたので。秋広とか八百板とかが分かってくれたらもっと上達すると思う」。与えられた外野守備や走塁の指導だけに止まらない〝亀ちゃん式〟練習は、チーム内に新たな風を吹かせている。












