欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦が16日(日本時間17日)に行われ、ザルツブルク(オーストリア)が優勝候補のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)を相手に1―1と引き分けた。

 ザルツブルクは終了間際の失点で惜しくも大金星こそ逃したが、堂々の戦いぶりでビッグクラブを追い詰めた。その中でも光っていたのが、ドイツ代表FWカリム・アデイェミ(20)だ。

 鋭いドリブルなどで攻撃をけん引し、守備でも豊富な運動量で献身性を見せて攻守両面でフル回転した。第2戦で強豪撃破へ期待が高まる中、去就を巡って周辺も騒がしくなっている。

 アデイェミはドイツの至宝と呼ばれ、ビッグクラブが争奪戦を展開。スペイン1部のレアル・マドリードやバルセロナ、この日戦ったBミュンヘンなどが触手を伸ばしていたが、ついに進路を決めたようだ。

 スペインメディア「トードフィチャージェス」は「アデイェミは来季にドルトムントへ行くことをすでに決めている。選手はザルツブルク側に彼の意図を伝えており、ドルトムントからはすでに移籍金3500万ユーロ(約46億円)から4000万ユーロ(約53億円)のオファーが来て交渉している」と報じた。

 交渉は大詰め段階で、世界中が注目を集めるノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランドに続いて超有望株の若手がまたもザルツブルクからドルトムント入団を果たすことになりそうだ。