阪神5年目の熊谷敬宥内野手(26)が「先輩の貫禄」を見せつけた。

 全体練習終了後、サブグラウンドで行った特守。ノックバットを持った矢野燿大監督(53)から約40分間、右に左に振られ続けたが、3年目の遠藤成(20)、2年目の高寺望夢(19)がフラフラになる中、熊谷だけは「まだ、あれは…、あれはまだまだです」と最後までファイティング・ポーズを取り続け、打球をさばき続けた。

 二塁レギュラー奪取を宣言した勝負のシーズンということもあり、今キャンプは「身体の疲労感はありますけど、そんなことは言ってられない。疲れた中でも、あと一歩前に出るとか、球際は心掛けてやっています」とキッパリ。投手を除けばチームでは「8枠」しかない定位置奪取へ、安易な〝妥協〟をしない覚悟を見せている。