ドーピング問題が発覚しながら、北京五輪出場が認められたフィギュアスケート女子のロシア・オリンピック委員会(ROC)代表のカミラ・ワリエワ(15)が、騒動後初めて口を開き、心境を語った。
複数のロシアメディアによると、ワリエワはロシア「チャンネル1」で涙ながらに心境を吐露。「この数日間は、私にとって非常に困難な日々でした。もう感情が足りないんです。うれしい反面、すでに精神的に疲れています。だから、うれし涙というか、悲しいというか。とはいえ、五輪に参加し、国を代表して挑戦できることは確かにうれしいこと。自分のベストを見せられるようにしたい」と語った。
ワリエワは12月末の検体で禁止薬物のトリメタジジンが検出され、金メダルを獲得した7日の団体戦後に発覚。最終的にスポーツ仲裁裁判所(CAS)に、個人戦出場の可否が委ねられていた。
インタビューでは、CASの裁定が出た際の様子についても振り返った。ジムでの練習中にエテリ・トゥトベリーゼコーチから携帯電話で自分のニュースを見せられ知ったという。しかし、ワリエワはほとんど反応せず「やった…」と控えめに言うだけだった。「それだけ?」とトゥトベリーゼ・コーチも不思議に思ったという。「もう元気がないんです」とだけワリエワは言い、練習の続きをするためにジムの一番奥のコーナーへ。そこで縄跳びを握りしめ、再び携帯電話でニュースをチェックし、涙を流した。
ワリエワは「このような大変な時に、サポートはとても重要です。コーチも応援してくれるし、周りのみんなも応援してくれる。マルク・コンドラチュクも応援している。彼も北京に残ったのはいいこと。一人になると思っていたけれど、親しい人たちは決して私から離れない」と語っている。
女子ショートプログラム(15日)でどんな演技を見せるか。












