難コースを若さで攻略だ。北京五輪のスノーボード女子スロープスタイル予選が5日、雲頂スノーパークで行われ、五輪初出場で日本勢最年少の村瀬心椛(17=ムラサキスポーツ)が81・45点をマークし、日本勢トップの2位で決勝(6日)に進出した。

 同種目のコースは中国の世界遺産「万里の長城」がモチーフ。人工雪でカチカチに固められた壁が風をさえぎる工夫が凝らさせているが、一方で非常に雪質が硬いと評判だ。

 選手からは「怖い」との声が漏れ、実際に大会前の練習で日本女子の芳家里菜(22=STANCER)が転倒し、ケガで欠場に至っている。

 多くの選手が恐怖心を抱える中、17歳はコースを味方につけて躍動。大きなミスなく2本をまとめ、冬季五輪日本女子の最年少メダルへあと一歩に迫った。

 一方、11位の岩渕麗楽(20=バートン)も決勝に進み、鬼塚雅(23=星野リゾート)は落選。大会前は日本女子トリオ表彰台独占の期待が懸かっていたが、その夢はかなわなかった。