ドラゴンゲート4日の後楽園ホール大会で、土井成樹(41)、箕浦康太(23)、石田凱士(26)が新ユニットを結成した。

 長きにわたるラブコールがついに実った。土井が新ユニット結成をぶち上げて箕浦を最初に勧誘したのは、昨年12月の後楽園大会だ。以降も執ように誘い続けたが箕浦は「よく分かりません」とこれを保留し続けていた。

 この日の大会では3WAYタッグマッチで対戦。試合は箕浦が勝利を収めたが、土井はいつもの勧誘をすることなく花道を引き上げていく。すると箕浦は「土井さん、待ってください! いつものお誘いないんですか!」と、これまでの保留を棚に上げて、あろうことかまたも勧誘を促す。

「お前どの口がそう言ってんねん。どうせ誘ったところで『よくわかりません』の一点張りやろ。もうええわ」とあきれる土井に対し、箕浦は「マスカレード、いろいろありましたけど。自分も自分の進む道を決めましたんで。ジェイソン、いいよな?」とついに決断。土井が「オッケー、これで最後にしてくれよ。新ユニット、箕浦さんはそのセンターや! 俺と一緒にやっていくか?」と呼びかけると「お願いします!」と握手をかわした。

 ついに共闘が決まった2人はメインでドリームゲート王者・KAIに挑戦した吉田隆司のセコンドに。敗れた吉田はすっかり自身も新ユニットのメンバーだと思ってしまったようだが、3人目のメンバーとして現れたのは元R・E・Dの石田凱士。土井は「どう見てもこの3人と吉田君、雰囲気ちゃうやん。俺ら3人のコンセプトや『痩せマッチョ』や。新ユニットの構想から外れてんねん」と吉田の加入は丁重に断り、箕浦、石田との3人で3月3日後楽園大会から本格始動することを宣言した。