第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕=甲子園)に出場する32校が28日に発表され、中国地区で昨年の神宮大会で準Vの広陵(広島)が3年ぶり25度目の出場が決まった。注目は1年生の真鍋慧(けいた)内野手だ。

 神宮大会で4番を務め3試合で打率5割3分3厘、1本塁打、5打点と活躍した真鍋は自身初の甲子園に「うれしい」と笑顔を見せた。愛称は「ボンズ」だ。中井哲之監督(59)が米大リーグの強打者、バリー・ボンズにちなみ付けた。

 そんな真鍋は同じ1年生の花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手と九州国際大付(福岡)の佐倉侠史朗内野手の2人に対し「本塁打をたくさん打つので。(自分も)そういうところは絶対に負けたくない」と強いライバル意識を持つ。

 また大阪桐蔭の1年生投手・前田悠伍にも神宮大会の決勝で対戦した〝縁〟もあり、真鍋は「絶対に打ってやろうと思います」と力を込める。2003年以来の紫紺の優勝旗へ向けて広陵のボンズが早くも腕をぶしている。