ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指している広島の鈴木誠也外野手(27)は昨年のワールドシリーズを制したブレーブスにフィットするか。米スポーツサイトのSBネーションは外野手を必要としているブレーブスに鈴木誠が適合するか分析した。

 ブレーブスは主砲のロナルド・アクーニャ外野手(24)を右ヒザの前十字靱帯断裂で後半戦から欠きながら、トレードで獲得としたホルヘ・ソレア外野手(29)とエディ・ロサリオ外野手(30)らが穴を埋め、アストロズとの決戦を制して1995年以来26年ぶりの世界一に輝いた。ただ、アクーニャは開幕に間に合うか微妙な状況。オフにFAとなったソレアとロサリオはロックアウトに突入しているため、交渉は凍結中だ。

 これを受けて同サイトは鈴木誠の獲得を一つの選択肢に挙げた。「日本球界で最高の選手であり、まずは1000万ドル(約11億3800万円)のポスティングフィーが必要となるだろう。打率が稼げてパワーもある。三振が少ない。両翼を守れる肩もある。少なくとも経歴は抜群だ」と高く評価した。

 しかし、「ブレーブスにとって鈴木は完璧と思えても、獲得の期待を抱くべきでない」とファンに忠告。マーケティングの観点から日本人選手はヤンキースのような大きな市場か、日本に近い西海岸に行くことが多いためとの見解を示した。鈴木誠の獲得にヤンキース、レッドソックス、マリナーズ、レンジャーズ、ジャイアンツ、ドジャース、パドレスなどの参加が予想されている。

 また、「例外はあるものの、米国以外でプレーしていた選手との契約は非常に危険を伴うことが証明されている。多くが打席で機能していない」と、本質的な不安要素を挙げた。

 その上で同サイトは「鈴木は明らかに才能があり、見逃すことはできない。とは言うもののブレーブスはソレアとロサリオとの再契約を重視するだろう」と争奪戦には加わるべきだが、選択肢としての優先順位は低いだろうと結論付けた。