楽天の辰己涼介外野手(24)が16日、都内で行われた「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式に出席。プロ3年目の今季、外野手部門で初受賞となった喜びに浸った。

 今季は自己最多となる130試合に出場し、269の守備機会で失策はわずか2に抑え、守備率9割9分3厘をマーク。外野手としては杉本裕太郎(オリックス)とマーティン(ロッテ)に次ぐリーグ3位の8補殺を記録するなど守備範囲の広さや強肩ぶりを存分に発揮しつつ素晴らしい守備成績を残した。

 授賞式では「パ・リーグにも素晴らしい外野手がたくさんいるので、その中からこういう素晴らしい賞をいただけたというのは誇りに思う。目立ったプレーは正直一つもしていない。堅実にピッチャーを助けることだけを考えてやっていた。選出していただいたことに感謝したい」とコメント。

 この日は兵庫・社高校の2学年先輩となる阪神・近本との同時受賞となった。「僕自身、高校時代はやっぱり2学年上の近本さんに憧れて、背中を追って守備練習だったり、バッティング練習をしていた。特に社高校は守り勝つような野球が特徴でもあると思うので、2人で受賞できて良かったなと思います」と述べ、同じ壇上に並んだ〝憧れの先輩〟とともに表情を緩ませていた。