巨人の松原聖弥外野手(26)が16日に、都内にある球団事務所で契約更改交渉に臨み、1800万円アップの年俸4000万円でサインした。

 今季は「1番・右翼」で切り込み隊長としての出番が多かった松原。135試合に出場して118安打12本塁打37打点、15盗塁の打率2割7分4厘と、育成出身選手としては球団初となる規定打席も達成した。

 それでも、本人の中では納得のいくシーズンではなかったようだ。「良かった点より、不安要素が見つかったシーズンだと思うので、1年間一軍でやれたのは良かったが、全然物足りないところがあったので、そういうシーズンだった」と回顧。課題とする得点圏打率と出塁率を改善するため「得点圏は練習というよりかは考え方になる。出塁率に関しては粘れるようにというか、簡単に凡打、三振しないような練習をしていこうかなと思っています」と、オフにおける取り組みを明かした。

 背番号も新たに、偉大な先輩・亀井が背負っていた「9」に変更する。その亀井コーチから「ひと桁なんだからレギュラーとして自覚持って頑張ってくれよ」との激励を受けたというが「嬉しいですし、自覚しないといけないなという気持ちもあるんですけど、大丈夫かなという不安もまだあります」と心境は複雑なようだ。

 そんな不安を払しょくし、背番号の重圧にも負けず、「育成の星」は来季こそレギュラー完全奪取を目指していく。