WBC1次ラウンドC組の2位突破をかけた9日の韓国代表とオーストラリア代表の一戦(東京ドーム)は、序盤から試合が動いた。2回、韓国は無死一塁からムン・ボギョンの2ランで先制。韓国ベンチ上に陣取った三塁側の観客は総立ちで拍手と歓声を送った。

 さらに3回、チームの顔であるイ・ジョンフが適時二塁打を放って突き放しにかかると、韓国代表を後押しするファンの応援ボルテージはさらに上昇。押せ押せムードが漂う中、再びムン・ボギョンが適時二塁打で追加点をもたらし、勢いの差を見せつけた。

 韓国はこの試合「2失点以内、5点差以上で勝利」することが条件。台湾、オーストラリアと2勝2敗で並んだ場合は「失点率」で順位が決まるレギュレーションで、勝敗とともに最終スコアに大きな注目が集まっている。試合前時点で「突破条件」が厳しかった韓国。ドジャースでプレーする主力のキム・へソンが負傷を理由にスタメンを外れる中、チーム一丸で運命の最終戦に臨んでいる。