MLB公式サイトは14日(日本時間15日)、レッドソックスがフィリーズからFAとなっていた左腕ランヘル・スアレス投手(30)と、5年総額1億3000万ドル(約206億円)で合意したと報じた。アレックス・ブレグマン内野手(31)との再契約に失敗した直後の大型契約は、編成方針の明確な転換を示す動きだ。
米スポーツサイト「アスレチック」は「昨季、ストレートの平均球速がスアレスを下回った先発投手はわずか7人しかいなかったが、この技巧派左腕は1億3000万ドルの契約を勝ち取った。球速至上主義の現代野球において、この契約は〝球速よりも結果重視〟という判断の試金石となるだろう」と指摘した。昨季のスアレスのフォーシーム平均球速は約91マイル(約146・5キロ)だったが、2022年以降の先発104試合で防御率3・59を記録。さらにポストシーズンでは通算防御率1・48と、短期決戦での勝負強さも証明してきた。
スアレス獲得でレッドソックスの先発ローテーションは昨季サイ・ヤング賞投票2位に入ったエース左腕ギャレット・クロシェット投手(26)、カージナルスからトレード移籍したソニー・グレイ投手(36)、ブラヤン・ベロ投手(26)、さらにパイレーツから加入したヨハン・オビエド投手(27)という重厚な顔ぶれが並ぶ。
加えて昨季は全休したカッター・クロフォード投手(29)やパトリック・サンドバル投手(29)、若手有望株も控える。米全国紙USAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者は自身のX(旧ツイッター)に「野球界で最も強力で層の厚い先発ローテーションを編成した」と投稿した。











