DeNAは24日、ソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ 2026」初戦で延長11回に及ぶ接戦を1―3で落とした。1点ビハインドの8回、牧秀悟内野手(28)のひと振りで試合を振り出しに戻したが、主砲の一発も空砲に終わった。

 巨人とのCSファーストステージで2本、阪神とのファイナルステージで2本の本塁打を放つなど10月の短期決戦で好調を維持し、CS最優秀選手賞にも輝いた男が、この日も本拠地で存在感を放った。

 0―1で迎えた8回二死、カウント2―1から鷹の2番手・松本の外角低めの155キロ直球をとらえた。高々と舞い上がった白球はバックスクリーン方向へぐんぐんと伸びスコアボード直撃の特大弾に。雄叫びを上げてダイヤモンドを一周し、ベンチで手荒い祝福を受けた牧は「先制されてしまったが、なんとか同点に追いつくことができてよかった」と汗を拭った。

 打線はこの日9安打を放ちながら、得点は牧の一発による1点だけ。初回には先頭・度会が死球を受け、牧と筒香の安打で一死満塁のチャンスをつくったが、後続が併殺打に倒れて無得点。9回には三森が二死から中前打で出塁し、二盗、三盗を立て続けに決めて二死三塁に。しかし、あと一本が出ず、最後まで得点は奪えなかった。

 相川亮二監督(50)も「結果、あの1点だけになってしまった。また明日、全員で得点を重ねる攻撃をしていきたい」と、2戦目以降の巻き返しへ力を込めた。