DeNAは24日、ソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ 2026」第1戦に延長11回に及ぶ接戦の末、1―3で敗れた。頂上決戦の初戦を任された先発・石田裕太郎投手(24)は、その抜てきに応え、7回途中回102球を投げて7安打1失点の粘投。しかし、打線の援護に恵まれず、勝ち投手の権利を得られないまま降板となった。

 初回は近藤に内野安打を許すと、続く栗原に四球を与えいきなり二死一、二塁のピンチを背負った。先制を許せば一気に流れを奪われかねない展開。しかし、後続の柳田を見逃し三振に打ち取って無失点で切り抜けると、その後は修正力も光り、強力な鷹打線を前に6回までスコアボードに「0」を並べた。

 0―0のまま試合は終盤へ。球数は90球を超えていたが、相川監督は7回のマウンドも石田に託した。しかし、先頭・牧原の中前打と、山本の長打で無死二、三塁と再びピンチ。後続の庄子の二ゴロ間に先制を許し、次打者・上沢を打ち取って二死三塁としたところでお役御免となった。

 背番号54は「日本シリーズの大舞台で、自分の投球ができたと思う」と手応えをにじませつつも「最後まで粘り切れなかったことは、本当に悔しい。次の登板機会があればリベンジしたいです」と気を引き締めた。

 指揮官も「今年の一番、二番の投球をこういう試合でやってくれた。素晴らしいピッチングだったと思います」と大役を全うした右腕をたたえた。