ドジャースのオーナーを務めるマーク・ウォルター氏のスポーツ帝国の一角がまた崩れそうだ。地元紙「カリフォルニア・ポスト」は23日(日本時間24日)にウォルター氏がWNBAのスパークスの売却交渉をしていると報じた。金融市場データと経済ニュースサイト「ブルームバーグ」の報道を元にしたもので、「スパークスと練習施設を7億ドル(約1098億円)以上での売却を目指している」という。

 米スポーツサイト「スポルティコ」によるとスパークスのチーム価値は4億ドル(約627億円)と評価されている。練習施設は1億5000万ドル(約235億円)をかけて建設中で2027年のWNBA開幕前にオープンする予定だという。

 ウォルター氏は8月12日にNBAレイカーズを125億ドルで売却、9月16日にイングランド・プレミアリーグのチェルシーの株式(12・8%)を売却している。

 米メディアの報道によると、ウォルター氏の所有する保険会社が、保険契約者から集めた資金を適切に投資家に開示せずに投資していた疑惑がもたれ、連邦検察当局と証券取引員会の調査の対象になっているという。

 これでウォルター氏が所有するのはドジャース、キャデラックF1チーム、女子プロホッケーリーグになった。

 ドジャースは大丈夫かという疑念が浮上するだろう。フリードマン編成本部長は21日(同22日)に行ったシーズン総括会見で「(ナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに)負けた後、マークは明らかに落胆していた」「しかし、彼の関心は『2027年に勝つために、どうすれば最高の状態に立てるか?』という点に集中していました」と話しており、ウォールター氏はドジャースに対する情熱は失っていない。果たして第4弾はあるのか。