MLBのワールドシリーズ(WS)は23日(日本時間24日)、ミルウォーキーで開幕。レイズ(ア・リーグ)との第1戦に先発したブルワーズ(ナ・リーグ)のジェイコブ・ミジオロウスキー投手(24)は5回78球を投げ4安打1失点、1四球3三振で勝ち投手となった。

 初球でWSの記録を塗り替えた。レイズの先頭打者・ディアスへ投じた第1球のフォーシームは103・5マイル(約166・5キロ)を計測。投球追跡システムが導入された2008年以降のWSでの最速記録となった。

 4回一死二、三塁からヒックスの一ゴロの間に三塁走者が生還。1失点したが、リードを守ったまま降板。ミシオロウスキーが投げた100マイル(約160・9キロ)超えは38球に達し、これは08年以降のWSにおいて最多記録となった。

 チームは3―2で逃げ切り、初のWS制覇に好発進。米メディア「ヘビー」はWS初登板で記録を次々と塗り替えた怪物右腕のプライベートに迫る記事を掲載した。「公にはあまり明かされていないが、ジェイコブはエル・ニカスと婚約している」と、高校時代の同級生に当たるニカスさんと今年1月に婚約していたことを伝えた。

 ミズーリ州のグレイン・バレー高でソフトボール部の主将だったニカスさんとは趣味がきっかけで出会い、2人は2020年に卒業。ミジオロウスキーは野球の道を選び、ニカスさんは2024年から故郷のグレイン・バレーにある小学校で教師を務めているという。「ジェイコブ・ミシオロウスキーと婚約者のエルは球界で最も『剛速球を投げる』カップルかもしれない。ジェイコブの話では、高校時代にソフトボールでキャッチャーをしていたエルは、時速70マイル台前半(約113・1キロ)の球を投げていたそう。まさに『パワーカップル』だ!」

 そんなフィアンセの支えもあり、ミジオロウスキーは大舞台でも快投を披露した。