野球の国際強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」(15日、東京ドーム)で本塁打を放ったアン・ヒョンミン外野手(22)が、初代表として臨んだ一戦を振り返った。

 ヒョンミンは4回無死の場面で先制2ランを放ち、非凡なパワーを証明。打球に強い手応えを感じると、直後に軽やかな〝バットフリップ〟でスタンドを沸かせた。「当たった瞬間に確信しました。先制点を取る場面だったので、ああいうリアクションが出たのだと思います」と白い歯を見せた。

 対戦した日本投手陣については「いい投手が多いと思いましたが、適応するのが難しいとは思いませんでした。先発投手がもう少し長く投げる状況も出てくるし、適応するタイミングがあると思います」と意欲的に語る一方、「僕は悔しい打席が多かったです。もう少しいいところを見せられたのに…と思います」と、残り3打席が凡退に終わったことを悔しがった。

 また、世界で唯一ABS(自動投球判定システム)を導入する韓国勢は、この日、米国人球審が設定した狭いストライクゾーンに対応できず、四死球11個を与える展開となった。これについてヒョンミンは「言いたいことは多いですが、負けたチームの言葉は良く聞こえないと思っています」とした上で、「ABSは良いシステムで、納得しやすい面もあります。審判ごとに主観があるのは理解していますが、それが私たちに有利になったり、逆に日本に有利になったりする判定があると惜しく感じます。WBCまでに修正案が必要ではないかと思いました」と見解を述べた。

 さらに「日本がピッチクロックなどに適応する必要があるのなら、私たちはストライク判定のことで動揺しないように適応しなければならないと思います」各国ルールへの適応力の必要性を強調した。