ホワイトソックスの西田陸浮内野手(25)は25日(日本時間26日)にメジャー初昇格し、本拠地シカゴでのツインズ戦で「9番・右翼」でメジャーデビューして3打数1安打だった。チームは3―1で勝った。

 あいさつ代わりの「レーザービーム」を披露した。1―1の2回二死一、二塁で9番ジャクソンが右前打。全速力で前進すると本塁へワンバウンドでストライク送球。一時、タッチをかいくぐった二走を捕手がタッチアウトにした。村上も右手人差し指を突き出してたたえた。デビュー戦で初補殺を記録した。

 記念すべき2回無死無走者の初打席は空振り三振に倒れたが、地元局はテロップで「ダルビッシュ有と同じ高校に在籍した」と紹介した。4回二死無走者で右腕マシューズのカウント2―1からの4球目、真ん中低めの86・2マイル(約138・7キロ)のスライダーを捉え、打球速度102マイル(約164・2キロ)の痛烈なゴロで中前に運び、メジャー初安打を記録した。7回一死無走者は2番手の右腕ウッズリチャードソンのスライダーを打って投ゴロだった。

 5回にはクライドの大飛球を背走して好捕。7回はジャクソンの右前に落ちる打球に飛び込んだ。グラブに当てるも捕球できずに二塁打となったが、地元ファンはハッスルプレーに大歓声だ。攻守で満点デビューを飾った。

 西田は東北高を卒業後に渡米し、短大を経て強豪のオレゴン大に編入した。2023年7月のドラフトでホワイトソックスから11巡目、全体329位で指名を受けて入団。今季は傘下3Aシャーロットで33試合に出場して打率3割4分7厘、1本塁打、9打点、9盗塁をマークしていた。NPBを経由せずにメジャーデビューするのは5人目。しかし、日本の高校から米国の大学に進学してドラフト指名を受けてメジャーデビューは初だ。メジャー挑戦のモデルケースとして後を追う選手が増えそうだ。