ブルージェイズは27日(日本時間28日)、敵地ロサンゼルスで行われたドジャースとのワールドシリーズ(WS)第3戦に延長18回の末、5―6のサヨナラ負けを喫し、対戦成績を1勝2敗とした。

 0―2の4回一死一、三塁、6番カークが先発右腕グラスノーの初球、甘く入ってきたカーブを左中間スタンドに運ぶ3ランを放ち逆転。WSでは第1戦の2ランに続く2本目で、中継したFOXは「高めが好きな打者に、高めのカーブを投げてしまいました。今ポストシーズン(PS)5本目の本塁打です」と伝えた。この後、ヒメネスの犠飛で1点を追加し4―2としたが5回、大谷翔平投手(31)の適時二塁打などで2点を返され、4―4の同点となる。

 7回、先頭のスプリンガーが初球のシンカーをファウルした際に右脇腹を痛め、自ら交代を申し出てベンチに下がった。その後、ビシェットの適時打で1点を勝ち越したが、代走を送られ退いた。その裏、大谷にPS8号となる同点ソロを浴び5―5、試合は再び振り出しに戻った。FOXはその後、「スプリンガーはどうやらアウト(離脱)になりそうです」とリポート。WSから姿を消すことになりそうだ。

 延長12回、四球で出塁したカークに代走が送られ、この時点で野手14人全員を使い切った。17回からは9番手として左腕リトルを投入し、全リリーバーを起用。翌28日(同29日)に先発予定のビーバーブルペンに移動した。負傷者を出せないというリスクを追いながらの総力戦となったが、最後はリトルがフリーマンにサヨナラ弾を浴び、試合終了。6時間39分に渡る死闘を制することは出来なかった。32年ぶりのWS制覇を目指す上で、痛い1敗だ。