【米国マサチューセッツ州ボストン29日(日本時間30日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(32)はパイレーツ戦に「5番・DH」で先発し、初対戦のポール・スキーンズ投手(23)から左前打を放つなど3打数1安打1四球で打率は2割2分9厘に。レッドソックスはメジャー初登板初先発の新人ペイトン・トーリ投手(22)が6回途中2失点8三振の好投をみせるも2―4で逆転負け。6回2失点(自責1)6三振のスキーンズが9勝目(9敗)をマークした。

 吉田は2回の第1打席、「まだ2年目だが、マウンドさばきというか、堂々としている」というスキーンズの初球、外角高めの97・9マイルのストレートを痛烈なライナーで左前に弾き返すチーム初安打で出塁。「真っすぐを投げるパーセンテージが多いので、早めに行こうと思っていた。一球で仕留められたのは良かった」と振り返った。

 4回、一死で迎えた第2打席は、パーセンテージが少ないカーブでストライクを取られるが、カウント3―1から98マイルの外角ストレートを悠然と見逃し四球で出塁。8番ラファエラの三塁内野安打と三塁手の送球エラーで先制のホームを踏む。

 6回の第3打席でもスキーンズにカーブ、チェンジアップを投げさせ、最後は98マイルのストレートに押され三ゴロに倒れるが、コーラ監督は試合後、スキーンズから7安打を放った打線について「いい打席を送れたと思う。マサは素晴らしかったし、(5回に8号ソロを放った)ローマン(アンソニー)も良かった」と感想を語った。

 吉田は2点ビハインドで迎えた8回の第4打席で3番手右腕マットソンと対戦。カウント2―2からの5球目、95マイルのストレートに若干「詰まらされ」左直に倒れるが、「(左翼手の)正面だったが、ああいう内容のある打席を送っていかないと。悪い時は1、2球でポンと(ゴロを)転がしたり、ミスショットしたり。そういうのを無くしていきたい」。凡打の内容に変化が見られた試合だった。