ヤンキースのアーロン・ブーン監督(52)が〝ジーター2世叩き〟に激怒した。遊撃のレギュラーとして起用しているアンソニー・ボルピ内野手(24)は打率2割7厘と低迷。多くのメディアからマイナー落ちを進言され、一部からは「野球界最悪の打者」とまで酷評されている。

 そんな中、ブーン監督は「ジ・アスレチック」の取材に応え「まず第一に、彼は評価されている以上に攻撃面で優れた選手だ。今年は守備面でも数週間苦戦したことを認めるが、それでも彼は依然として攻撃面である程度の実力を持つ、需要なポジションで最前線の守備を担う選手だ」と評価。「我々は彼を降格させたいのか? 遊撃手なのに降格させるなんて、一体どういうことなのか! 私にはその世界が分からない」とマイナー降格を頑なに否定した。

 さらに「精神的にも感情的にも彼は人々が想像する以上にこの状況に対応できる能力を持っている。彼がこのことで打ちのめされているとは思わない。彼がそのような状況になったことは一度もない」と変わらぬ信頼を強調した。

 ボルピは2019年のドラフト1位でヤンキース入り。メジャーデビューした23年に新人遊撃手としてMLB史上3人目となる「20本塁打―20盗塁」を達成し、〝ジーター2世〟として大きな期待を寄せられた。

 今季は18本塁打、66打点をマークしているものの6月から月間打率が1割台に落ち込み、今月は20日(同21日)のレイズ戦から27日(同28日)のナショナルズ戦まで7試合連続無安打(24打数ノーヒット)と苦しんでいた。