第107回全国高校野球選手権大会の第2日第3試合(6日、甲子園)は、沖縄尚学が金足農(秋田)を1―0で下した。2年生エース末吉が115球を投げ、3安打無失点、14奪三振、無四球の圧巻投球でチームを2回戦に導いた。
9回、2安打を許していた薮田(3年)を低めのスライダーで14個目の三振に仕留めてゲームセット。エース左腕は「相手は真っすぐ一点張りで来るのではないかなということで変化球を多めにしました」と胸を張り「四球を出すことで悪い流れを持ってきてしまう。自分の中では、14三振より無四球の方がうれしかった」と笑顔で振り返った。
初回の先頭から2者連続三振。2回、3回もそれぞれ2三振ずつ奪うと、4回は3者三振。スタンドからは感嘆のため息が聞かれ、その後も三振ショーを続けた。
相手先発の斉藤(3年)、5回途中からマウンドに上がったエース・吉田(3年)とスコアレスの投手戦が続く中、攻撃陣は7回にチャンスメーク。二死一、三塁と吉田を追い詰めると、阿波根(3年)の左前適時打で貴重な1点をもぎとり、これが決勝打となった。
比嘉監督は「(勝因は)末吉の好投につきるかなと。投手が崩れると勝ちはないと思っていましたが、県大会よりもスライダーが非常に良くなっていたと思います」と先発左腕を褒めたたえた。












