スランプから抜け出せないドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が5日(日本時間6日)の本拠地カージナルス戦で26打席ぶりの安打を放った。

 ベッツは直近5試合で20打数無安打。4日(日本時間5日)の本拠地カージナルス戦ではベッツが打席に向かうと、不振のベッツを励まそうと満員のスタンドからスタンディングオベーションが起こった。そんな後押しを受けても快音は響かず4タコに終わった。出口の見えないトンネルをさまようかつてのMVP男に対し、米メディアから厳しい意見が飛び始めている。

「ヘビー」は「ベッツの不振はさらに深刻化している。ロサンゼルスのファンは、長旅を終えたベッツにささやかなスタンディングオベーションを送ろうとしたが、効果はなかったようだ。直近23打席で無安打、四球はわずか一つ。現時点では、彼は打線に大きな穴を開けており、試合の序盤と終盤の両方で攻撃を後手に回している」と解説。そして「復帰したマンシーは打線に補強と厚みをもたらすはずだが、多くの選手が低迷している。ドジャースの打線を担う大谷翔平とムーキー・ベッツもその例外ではない。大谷は残留するだろうが、ベッツを下位に降格させるべきではないか」と打順を2番から下位に変更するよう進言し、こう続けた。

「(不振は)ベッツの身体的な問題なのか、精神的な問題なのかは定かではないが、ロバーツはここで難しい状況に置かれている。ベッツはチームにとって足手まといになりつつあり、打順を下げるのは正しい判断かもしれない」

 風当たりが強くなる中、「2番・遊撃」で先発したこの日の第1打席は遊ゴロに倒れたが、2―2の同点で迎えた3回の先頭でマイコラスの136キロスライダーを左翼へ運ぶ二塁打。2安打した7月29日(同30日)のレッズ戦以来、6試合、26打席ぶりの安打となり、大歓声を浴びた。

 この一打をきっかけにベッツは再び輝きを取り戻せるか。