MLBのオールスター戦は7月15日(日本時間16日)にアトランタで開催される。その前日14日(同15日)には恒例のホームラン(HR)ダービーが行われるが、〝主役〟が次々と不在となっている。
昨年のア・リーグMVPに輝いたアーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)は、両リーグトップとなる400万票超えで〝トップ当選〟。ナ・リーグMVPの大谷翔平投手(30)も同リーグ1位の得票で球宴出場を決めた。ただ、ジャッジは今月上旬に早々とHRダービーへの出場を辞退。大谷も28日(日本時間29日)に「現行のルールではなかなか厳しいので」と参加を見合わせる意向を示した。
両リーグの顔ともいえる2人だけでなく、T・ヘルナンデス(ドジャース)、ゲレロ(ブルージェイズ)もすでに辞退を表明。こうした事態と大谷の不参加に、米メディア「FANSIDED」は「世界屈指の強打者、MLBで最も市場価値が高い選手(大谷)がオールスターイベントへの参加を辞退することは残念だが、彼の理由を聞けば責めることは難しい」とし、参加者への負担が叫ばれる運営方法を変えないMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏(67)に矛先を向けた。
ダービーは昨年から8人が参加する1回戦、準決勝は40球、決勝は27球と球数制限も加わり、限られた時間の中で何度も強振する必要がある。同メディアは「(大谷は)辞退する理由にマンフレッドが制定した新ルールを挙げた。彼の言う通りだ。現在のルールでは短時間でスイングを大量にしなければならない。特に投手として本格的に復活しようとしている最中に、大谷がそんなことをするのは全く意味不明だ。ファンにとっては楽しいかもしれないが、1回戦を突破した選手は特に疲れる」と断罪した。
以前は10度の柵越え失敗で終了となった。「マンフレッドはファンの関心を維持するために制限時間を設けた。ファンにとってどちらがいいかは議論の余地があるが、新しい形式に選手の参加意欲がそがれるのであれば、何かが間違っているのだろう。コミッショナーはマンフレッドだ」と厳しく追及した。
いずれにせよ、ダービーに大谷もジャッジも参加しない。同メディアは「大会の運営方法を変える十分な理由」とルール変更を強く訴えていた。












