ドジャースの大谷翔平投手(30)は28日(日本時間29日)の敵地ロイヤルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発し、2回27球を投げて1安打無失点1奪三振1四球だった。投手に復帰して3度目の登板ながら初回のメジャー公式戦で自己最速となる101・7マイル(約164キロ)をマークする圧巻投球を披露した。

 初回一死一、二塁のピンチで迎えた4番のビニー・パスカンティーノ内野手(27)を直球で追い込み、3球目の内角への101・7マイルストレートで詰まらせ、併殺打に斬って捨てた。

 このパスカンティーノとは何かと縁があり、大谷のキャリア最速は2023年3月16日のWBC準々決勝イタリア戦で計測した102マイル(約164・1キロ)。その時の相手もイタリア代表の5番・パスカンティーノで、空振り三振に封じている。

2023年のWBC準々決勝イタリア戦で大谷翔平は164キロをマーク
2023年のWBC準々決勝イタリア戦で大谷翔平は164キロをマーク

 この事実を米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が自身のXで伝えると、パスカンティーノは「Wtf(なんだって!)」とリポスト。試合後、パスカンティーノはMLB公式サイトの取材に「彼はいつも僕にそうさせるんだ」とボヤき「彼と話をする必要がある」と陽気なイタリア人らしく、ウィットに飛んだジョークで切り返した。