ドジャースは5日(日本時間6日)に本拠地ロサンゼルスでメッツに6―5で逆転勝ちした。試合を決めたのは「8番・左翼」で先発出場したマイケル・コンフォート外野手(32)だ。

 5―5の8回だった。二死二塁で代打フリーマンが申告敬遠され、二死一、二塁。この4連戦でここまで11打数無安打、2四死球のコンフォートとの勝負を選択するのは当然だ。

「(フレディは)多分歩かせるなとは思っていた。だからすぐに『自分の打席が来るな』って心を整えて、どこにボールが来てほしいかだけに集中した。外角高めの欲しい球が来た」

 2番手の右腕ギャレットの初球、外角の93・3マイル(約150キロ)のカットボールを捉え、打球速度110・8マイル(約178キロ)の弾丸ライナーを左前に運んだ。二走パヘスが生還し、6―5と勝ち越し、一塁ベース上で喜びを露わにした。

 5月は24試合で安打14本で打率1割9分4厘。今月も3試合無安打。米メディアは失格のらく印を押した。

「ここまですごくしんどい時期が続いてて、とにかくチームの勝利に貢献したいっていう気持ちでずっとやってきた。そういう場面でなかなか打てないことも多かったけど、今日はうまくいってよかった」

 この安打で何かつかめた感覚があるかと問われると「あると思う。ああいう打席は流れを変えるきっかけになる。得点圏でランナーを返して、チームのために大事な場面で結果を出せた。本当に大きな瞬間だったし、またこういう打席をもっと増やしていきたい」と語った。

 ロバーツ監督も試合後、「(つかみかけている)そう思うよ。かなり頑張ってるし、レフトにライナー飛ばしたのなんて久々だったからね。あれは、ちゃんとバットが長くゾーンに入ってたって証拠だし、いい傾向だと思う。何かをつかみかけてることを願う。一番大事なのは、明日フィールドに立つとき。恐らく自信がついてるはずだ」と期待を込めた。

 ナ・リーグ西地区は大混戦。3ゲーム差にドジャース、パドレス、ジャイアンツがひしめく。しかも9日(同10日)から19日(同20日)までの11日間で、敵地でパドレス3連戦、本拠地でジャイアンツ3連戦、パドレス4連戦とライバル対決が続く。勝利を積み重ねるためにはコンフォートのバットは欠かせない。