ドジャースの大谷翔平投手(30)は本拠地ロサンゼルスでのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、6回に3試合ぶりの一発となる17号を放ち、4打数1安打1打点だった。打率3割1分2厘。チームは5―9で敗れて4連敗。

 4点を追う9回二死一、二塁で打席は9番キム・ヘソン(金慧成)。次打者は大谷だ。一発出れば同点という絶好の場面で打席に立つ背番号17をファンは期待した。しかし、二ゴロに倒れ、試合終了。奇跡は起こらなかった。

 沈んでいたドジャー・スタジアムのファンが大歓声を上げたのは1―7の6回一死無走者だった。右腕ファットのカウント1―1からの3球目、外角の84マイル(約135・2キロ)のスイーパーを捉え、逆方向へはじき返した。角度28度、打球速度107・4マイル(約172・8キロ)で高々と上がると左翼席へ飛び込んだ。17号ソロは飛距離389フィート(約118・6メートル)。再び両リーグトップに立った。

 試合前まで9打数2安打と苦手にしていた右腕をついに攻略した。これで5月は自己最多を更新する10本目。通算57本塁打ペースだ。6月は21、23、24年と2桁本塁打を3度マーク。昨年は8月12本、9月10本放っていることを考えれば60本も可能だろう。

 続くベッツが2打席連続の8号を放ち、3―7と差を詰めた。

 2点を追う初回先頭はフルカウントからの6球目、外角低めののチェンジアップを引っ掛けて二ゴロ。4回先頭はチェンジャアップを強打するも中直だった。元ヤクルトのマクガフと対戦した8回一死無走者はカウント2―2から真ん中高めのフォーシームを打って二ゴロだった。

 ブルペンデーのこの日、左腕ドライヤーが先発マウンドに上がった。初回一死一、二塁で平凡な中飛をキム・ヘソン(金彗成)が見失って二塁打にして先制点を献上。さらに二ゴロの間に2点目を失った。2回は先頭打者の打ち取った内野ゴロが内野安打になり、先発ドライヤーの暴投で二進。右直で三塁へ進むと左犠飛を打たれ、0―3。3回も2番手のナックが先頭打者に四球を与え、2ラン被弾。さらに一死後、安打を許すとさらに2ランを浴びて0―7と大差を付けられた。

 不運な失点と不用意な2ラン2本で流れをつくられ、8回の2ランで試合は決まった。

 20日(同21日)は絶対に負けられない一戦。勝利を運ぶ大谷のアーチに期待だ。