ドジャース・佐々木朗希投手(23)が右肩のインピンジメント症候群により、負傷者リスト(IL)入りを余儀なくされている。
令和の怪物がメジャー移籍1年目から試練に直面している。序盤は制球に苦しみ、次第に球速も低下。右肩の異常を申し出て8試合の登板で1勝1敗、防御率4・72の成績で戦列を離れることとなった。
昨オフはまさに〝時の人〟だった。25歳未満の佐々木は海外アマチュア選手の扱いで契約金にも上限がある安価。それだけに20球団が獲得に興味を示し、大争奪戦が繰り広げられた。
その剛腕がシーズン序盤で離脱。獲得レースで敗れた他球団側からは、やっかみともいえる報道が飛び出している。その一つがドジャース、パドレスとともに最終候補に残ったブルージェイズだ。米メディア「ジェイズ・ジャーナル」は19日(日本時間20日)、「もし佐々木朗希と契約していたら、ブルージェイズのシーズンはさらに悲惨なものになっていただろう」と痛烈な皮肉を込めて伝えた。
特にブルージェイズは佐々木の獲得に必要な国際ボーナスプール金を確保するため、有望選手をトレードで放出して資金をねん出した。ところが、その直後に佐々木陣営はドジャースとの契約を決断し、ブルージェイズ側は佐々木を逃した上に選手まで無駄に失う大失敗に終わっていた。
球団はサイ・ヤング賞に3度輝いた40歳のシャーザーを1年契約で獲得するなどしたが、新天地デビュー戦でいきなり右手親指を痛め、3イニングで降板。以来、復帰できずにいるが、同メディアは「ブルージェイズの先発陣は今のところ苦戦しているが、佐々木に関しては危機を回避した」「彼(シャーザー)は若手投手の相談相手として、フィールド外でも貢献している」と評し「結局のところ、ブルージェイズは幸運に恵まれたといえる」と締めくくっている。












