巨人の田中将大投手(36)が3日の中日戦(バンテリン)に先発し、5回96球を投げ5安打1失点と好投。チームは5―3で2連勝を飾った。レジェンド右腕が今季初勝利を挙げ、日米通算200勝まであと2勝となった。

 田中将は初回に先頭打者・岡林に左前打、続く上林に右前打を許し無死一、二塁のピンチを招くも細川を中飛、石川を遊併殺打に打ち取った。

 1点の援護をもらった2回は先頭の板山を三ゴロ、カリステを空振り三振、村松を一ゴロと三者凡退に。安定感のある投球を見せた。

 そんな右腕をさらに援護しようと野手陣も奮闘した。1点リードで迎えた3回だった。一死一塁から5試合連続安打を記録しているキャベッジの当たりはセンターへ。打球が高くバウンドし、中堅・岡林が後逸。これで一塁走者の若林が一気に生還。続く吉川が一死三塁で中犠飛を放ち3点目をもぎ取った。

 援護に恵まれた田中将だが3点リードの3回に先頭の木下に中前打を許すと、一死二塁に岡林から投手強襲安打、さらには二盗も決められ一死二、三塁のピンチに。続く上林が中犠飛を放ち1点を献上した。

 5回は先頭の木下が9球まで粘り四球を選ぶと、一死一塁から岡林の右前二塁打で一死二、三塁に。続く上林に四球を与え満塁としたが、細川を三ゴロ併殺に打ち取り最少失点で切り抜け、雄たけびを上げた。

5回のピンチを切り抜けた田中将大は雄たけびを上げた
5回のピンチを切り抜けた田中将大は雄たけびを上げた

 救援陣が奮投し田中将に白星がついた。2023年8月26日のソフトバンク戦(楽天モバイル)以来586日ぶりの勝利に右腕は「うれしいです」と感慨深そうに語ると、「僕にとっても開幕ということで当然、緊張もありましたけど、とりあえず今自分ができるベストを尽くそうと思いました」と勝利をかみしめた。