阪神は23日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に4―2で快勝。ここまで2勝13敗1分けと苦しい戦いをオープン戦で強いられてきた猛虎だが、この日は昨季のチャンピオンチームの名に恥じぬ横綱相撲を披露。試合後の岡田彰布監督(66)も上機嫌そのものだった。
調整遅れが懸念されていた先発・大竹は身上とする抜群の制球力を取り戻し、5回4安打1四球1失点と文句なしの快投を披露。開幕ローテの座を確実にした。オリックス打線の6安打に対し、阪神は5安打しかマークできなかったが、相手投手の不用意な四球や敵失に容赦なく付け入るしぶとい攻撃で、相手を上回る4得点。守備面でも失策0と、最後まで引き締まった姿をみせた。
この日はオープン戦で初めて指名打者を使わず、9番に投手を入れる〝完全本番モード〟でスタメンを組んだ。岡田監督も「久しぶりにサイン出したからや。(打線に)ピッチャーを入れたほうが(作戦が)いける。そういうこっちゃ」。ナイン一人ひとりがそれぞれの〝役割〟を全うした一戦に、ドヤ顔で充実感を漂わせた。
近本、大山、森下らの主力野手はゲームに出場しなかったが「そんなん(開幕の)29日に万全でいったらええんやから。体調を整えて万全でシーズンに入ったらええんやから」と、あくまでも休養の意味合いであったことを強調。シーズン本番を目前にし、チーム全体が確実に調子を上げつつあることを印象付けた。












