雄たけびを上げ、マウンドで大役の使命感をにじませた。MLB初の韓国での開幕戦となったドジャースとの一戦(20日=高尺スカイドーム)に栄えある先発登板を果たしたダルビッシュ有投手(37)。3回2/3を投げて、2安打、3四球、3奪三振、1失点(自責0)という内容だった。

 貫禄の72球と言えた。「2番・DH」で出場した相手主砲・大谷翔平投手(29)とのメジャー初対決は遊ゴロ、右前打という結果だった。

 エースのハイライトは3回。制球が定まらず、2つの四球を与え、二死満塁のピンチを背負った。だが、最後はフルカウントから5番・マンシーを空振り三振に斬って、マウンド上で雄たけびを上げた。唯一の失点シーンは4回、味方の失策で出した走者が犠飛で生還。自責0で、降板は球数がリミットの70球に到達したためとみられる。

 今年8月に38歳を迎える衰え知らずの右腕が、見事なパフォーマンスで韓国のファンを魅了した。