池江璃花子 新コーチの素顔は?

2020年06月17日 16時40分

池江璃花子

 完全復活への第一歩だ。白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(19=ルネサンス)が、新コーチに西崎勇氏(40)を迎えて再出発する。マネジメント事務所によれば、西崎氏をヘッドに置き、グループ体制で美女スイマーをサポート。今後は複数の所属選手と水中練習、筋力トレーニングを行っていく。

 新コーチの西崎氏は2016年リオデジャネイロ五輪代表の持田早智(20=ルネサンス)を育てた実績があるだけではなく、池江とは旧知の仲だという。

 関係者が今回の経緯を語る。「(西崎氏は)ルネサンスに所属していて、なおかつ大学生チームを担当しているので池江がそこに入ったということ。それから池江が中学時代に強化合宿などで指導してもらったこともある。過去のそういう流れもあって今回指導してもらうことになった」。人柄についても「すごく明るく選手とも上手にコミュニケーションを取られる方」と解説した。

 その一方“新体制”にはリスクもある。競泳界では、男子個人メドレー2種目で五輪代表に内定した瀬戸大也(26=ANA)が、埼玉栄高の同級生・浦瑠一朗氏をコーチに指名。長年指導を受けてきた梅原孝之コーチ(49)との関係を解消し、自身の発奮材料としたが、実力がどう発揮されるかは未知数。実際に他競技では新コーチを迎えた選手の成績が伸び悩んだケースもある。

 しかし、池江に関しては「競技活動への復帰」が当面の目標であり、旧知の仲の新コーチをはじめとする指導体制が万全であれば不安はないはずだ。マネジメント事務所関係者も「池江が安心して指導を受けられるということが一番大きいと思います」と再スタートに期待を寄せた。

 現在は週に3~4日、1度に2時間程度のトレーニングに励む水泳界のヒロインは復帰ロードを着実に進んでいる。