ラグビーのトップリーグ・東芝は18日、日本代表歴代最多キャップ(98)を持ち、2015年W杯イングランド大会などW杯に3度出場したロックの大野均(42)が現役引退すると発表した。

 高校では野球部だった大野は、日大でラグビーをスタート。2001年に東芝入りし、192センチ、105㌔の恵まれた体格を生かした体を張ったプレーでトップ選手へと成長。04年に日本代表デビューすると07年、11年、15年とW杯に出場し、イングランド大会では1次リーグ南アフリカ戦の歴史的勝利に貢献した。

 トップリーグのチームは東芝ひと筋19年。22日にウェブ上で引退会見を行う。