謎の拘束に米国内で波紋が広がっている。ロシアで拘束された、米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)マーキュリーのブリトニー・グライナー(31=米国)の安否が心配されている。

 WNBAのスター選手であるグライナーはシーズンオフにロシアのチームでプレー。しかしモスクワの空港で、大麻から抽出される「ハシシュオイル」を持ち込んだとしてロシア当局に拘束された。ロシアのウクライナ侵攻を受け、米国政府がロシア出国を呼びかける中での出来事だったという。

 当局による不可解な拘束に米国内では「冤罪だ」「今すぐ解放されるべき」との声が高まるなど大きな波紋を呼んでいる中、元NBAレジェンドのレジー・ミラー氏も声を上げた。同氏は、現役時代はインディアナ・ペイサーズでプレー。スリーポイント通算成功数は歴代3位の2560本を記録し、2012年にバスケットボール殿堂入りを果たした。

 米メディア「ニューヨーク・ポスト」によると、ミラー氏は「詳しいことは分からない。でも、彼女を拘束するのは間違っていると思う」と冤罪を主張。その上で「国務省は知っていると思いますが、ロシアからはまだほとんど情報がありません。そこが少し気になるところです。そしてアメリカ人としての私たちにできることは、無事に帰ってくることを祈ることだと思います」とグライナーの安否を心配していることを伝えた。