イングランド・プレミアリーグのアーセナルで10番を背負うなどで活躍した元同代表MFジャック・ウィルシャー(29)が海外進出を検討していると、英メディア「ユーロスポーツ」が報じている。

 2008年にアーセナルでデビュー。攻守に献身性の高い選手として名将アーセン・ベンゲル氏からも高い評価を受けたという。イングランド代表としても国際Aマッチ34試合に出場し、16年欧州選手権では登録メンバー入りも果たした。18年夏に契約満了でアーセナルを退団後、ウェストハム、ボーンマスでプレーするも、今季は無所属のままシーズンイン。ここまでオファーは届いていない。

 同メディアによると、現在は古巣アーセナルでトレーニングしているウィルシャーは現役引退について考えることもあった中、引き続いてプレーすることを選択。今後は世界最高峰リーグを諦めて海外でのキャリア続行を検討しているという。

 ウィルシャーは「それについて考えなければならない。私はまだプレーできると100%思っている」とし「私は海外で何か違うことが、有益かもしれないと思っている」とコメント。欧州に限らずプレーする場所を世界に求めていく考えとあって、Jリーグに参戦する可能性も十分にありそうだ。