ポルトガル1部ポルティモネンセの元日本代表MF本田圭佑(34)が、登録上の問題で今季はプレーできないと同国紙「レコルド」に指摘された。

 本田は昨年12月末にブラジル1部ボタフォゴとの契約を解除。4日に加入間近と報じられていたポルティモネンセ入りを表明し、同日に自身が運営するプレミアム音声サービスの「NowVoice」でも入団会見を開催した。6日にもクラブ主催の入団会見を行った。

 そんな中、同紙は「今季はプレーしない可能性が高い」との見解を示した。本田は欧州の今冬の移籍期限(1日)までに登録されておらず、同国リーグ規定で2020年6月30日までに契約を終えた選手をフリー選手としており、昨年12月までボタフォゴに在籍した本田は該当しないという。

 つまり、いつでも登録可能なフリー選手とみなされないため、今季の選手登録ができず、プレーできない見通しとなったわけだ。4日の会見では左足のケガから2月末の復帰を目指しているとしていたが、自身8か国目となるポルトガルデビューを果たせるのか。