サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第4節が25日(日本時間26日)に行われ、B組レアル・マドリード(スペイン)はインテル(イタリア)を2―0で下し、2連勝とした。
前半7分にDFナチョ(30)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得し、これをFWエデン・アザール(29)が決めて先制。アザールにとってはこれがCLで3年ぶりのゴールとなった。
32分にインテルMFアルトゥーロ・ビダル(33)がエリア内で倒されながらもPK判定とならなかったことに異議を唱えると、立て続けに2枚のイエローカードが出されて退場処分。これで数的有利となったレアルは追加点を狙ってジダン監督が後半14分に2枚替えを行うと、この采配がはまった。
直後のプレーで右クロスをFWロドリゴ(19)が右足ボレーシュートを放つと、相手選手に当たって貴重な2点目(記録はオウンゴール)。出場から30秒でのゴールだった。
この勝利でレアルは前節までの最下位から脱出し、一気に2位に浮上。ジダン監督は「最初から最後までいい内容だった。こういう試合をしたかた」と満足げ。先制点のアザールは「もっとプレー時間が欲しい。それともう少し自信も欲しい。そのためにはピッチに立つことが重要だ」と前を見据えた。
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