
欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第4節が24日(日本時間25日)に行われ、E組チェルシー(イングランド)は敵地でレンヌ(フランス)に2―1で競り勝ち、勝ち点を10に伸ばして2季連続の決勝トーナメント進出を決めた。
前半を1―0で折り返したチェルシーだったが、後半40分にCKから同点ゴールを決められ、アディショナルタイムに突入。引き分けムードも漂う中、途中出場の元フランス代表FWオリビエ・ジルー(34)が起死回生の決勝ゴールを叩き込んだ。味方のシュートのこぼれ球が高く浮き上がったところ、混戦の中で抜群の跳躍から強烈なヘディング。ボールはカバーに入ったGKとDFの間を抜けた。
チームでの出場機会が激減しているジルーはフランスのテレビ番組で1月の移籍を示唆。クラブ側も容認する構えを見せている。これに対し、チェルシーのフランク・ランパード監督(42)は「今後も重要な存在。ここにいてほしい」と残留を希望。様々な思いが交差する中での殊勲弾とあって、今後の動きに何らかの影響が出てきそうだ。
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