【ACL】新型コロナウイルス感染拡大 開催地見つからず?中止危機

2020年02月03日 16時30分

 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)が、新型コロナウイルスの感染拡大によって中止の危機を迎えている。

 地元メディアによると、オーストラリアサッカー連盟(FFA)は、同国政府が中国からの外国人の入国を禁止したことを受けて、国内で行う予定だったACL1次リーグの試合開催が不可能になったとアジアサッカー連盟(AFC)に通告した。4日にはAFCと緊急会談を行う見通しで、オーストラリアのクラブがホームで中国クラブと対戦するパース・グローリー―上海申花戦(11日)、シドニーFC―上海上港戦(12日)の開催について検討するという。

 ただ、世界的な規模で感染が広がっており、両チームが納得できる安全な開催地を見つけられるかは不透明。日本は武漢市のある中国・湖北省に滞在していた外国人の入国拒否を決めているが、2日にはニュージーランドが中国からの外国人入国拒否を発表したように今後、各国にも広がる可能性は十分。となれば、東アジア地域におけるACLの開催自体が困難となり、大会が成立しなくなる恐れがある。

 すでにACL1次リーグでは中国国内の開催試合を後ろ倒しにすることが決定している。日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)は最悪の事態も想定しており「状況によっては無観客試合にするだとか、粛々とやらなければいけないが、広がり具合によっては、違う対応をしなければならないかもしれない」と話していた。

 テレビ放映権料やスポンサー料など莫大なお金の動く国際大会だけに簡単に中止とはいかないだろうが、状況が好転する兆しは今のところない。今後の動向が気になるところだ。