サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は28日、カタールのアルワクラで東地区1次リーグが行われ、G組のJ1神戸は0―2で広州恒大(中国)に敗れ、今大会初黒星を喫した。

 25日の広州恒大で3―1で快勝し、すでに決勝トーナメント進出を決めている神戸は、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)らを温存。スタメンを総入れ替えして臨んだ。

 試合は、前半17分にDF渡部博文(33)が相手選手をペナルティーエリア内で倒してPKを献上。キッカーのFWアンデルソン・タリスカ(26)が冷静に流し込み、先制を許した。同36分にはFKをキッカーのエウケソン(31)に直接決められ、2点ビハインドで前半を折り返した。

 対する神戸は、後半からMF山口蛍(30)を投入。さらに、同15分にはイニエスタとFW古橋亨梧(25)を起用するなど、反撃に打って出たものの、最後まで得点を奪うことはできなかった。

 この日の敗戦で1次リーグの通算成績は2勝1敗となったが、1位をキープ。12月4日には、水原(韓国)との最終戦に挑む。