FC東京・中村帆高 ドイツ移籍の〝先輩〟室屋成から「直接『頼んだぞ!』と言われた」

2020年08月18日 13時01分

オンライン取材に応じるFC東京・中村帆高

 東京五輪世代の新星として注目されるFC東京のDF中村帆高(23)が18日、オンライン取材に応じ、ドイツ移籍したDF室屋成(26=ハノーバー)との〝秘話〟を明かした。

 中村にとって室屋はFC東京はもちろん、母校の明大の先輩にもあたり、同じサイドバックで目標とする存在。その室屋がチームを去ることになり「成くんの存在がどれほど大きいか、同じポジションの自分が分かっている」と不安な心境を吐露。それでも「移籍した今、弱音は吐いていられない。これから想像できないような試練もあると思うけど、一つだけ誓いたいのはどんなことがあっても目を背けずやっていきたい」と先輩不在でも〝独り立ち〟してチームを支えるべく強い決意を口にした。

 覚悟を決めた裏には、室屋からのゲキがある。

「自分は成くんからちょっと早めに個人的に(移籍を)教えてもらっていた。発表の2日前だったと思う。直接『頼んだぞ!』と言われた。『頑張ります』としか言えなかったけど…もう一度自分が覚悟を持ってやらなきゃいけないと思った」と中村は語る。熱い思いが込められた一言を受け、さらなる成長を誓った。

 室屋と切磋琢磨した日々は中村にとって宝物。「毎試合、毎日の練習でも学ぶことしかなかった。攻撃でも守備でも起点になれる選手で、攻守においてすごいものを持っている。そこは日々近くで学べたので、その映像は自分の頭の中に残っているので、少しでも追いつけるように頑張りたい」と今後も手本として成長の糧にするつもりだ。

 森保ジャパンで再び共闘する日を思い描きながら先輩の背中を追う。