ゼロワンは13日、「頸髄損傷」の重傷を負った〝炎の戦士〟大谷晋二郎(49)の声明を発表した。

 大谷は4月10日の両国大会でノアの杉浦貴と対戦。コーナーめがけてジャーマンを食らった直後に動かなくなり、救急搬送された。その後、頸髄損傷と診断され、現在も首から下は麻痺状態が続いている。そのため大谷は看護師に口頭でコメントを伝え、代筆を頼んだという。

 大谷は「プロレスを大好きでいてくださる熱いプロレスファンの皆さま、そしてプロレス業界関係者の皆さま。このたびは僕のケガで大変なご迷惑とご心配をおかけてして本当に申し訳ありません」と謝罪した上で「皆さまから温かい気持ちをいただいていることに感謝します」と続けた。

 現状については「今僕は、一日でも早く皆さまの前へ戻れるように毎日治療やリハビリに励んでいます」と説明。その上で「必ず僕は皆さまの前に戻ります。今後ともゼロワンを、そしてプロレスをよろしくお願いします」と力強いコメントを出した。

 先日は大谷を支援する「何度でも立ち上がれ! 大谷晋二郎応援募金」が開設され、6月4日に支援大会「ONE TEAM ZERO1! 大谷晋二郎エイド!! 何度でも立ち上がれ!」が東京・大田区総合体育館で開催される。