【ノースカロライナ州シャーロット発】WWE・スマックダウンで、中邑真輔(42)とリック・ブーグス(34)が「レッスルマニア38(WM)」(4月2、3日、テキサス州・AT&Tスタジアム)での王座奪取に弾みをつけた。

 中邑は先週、相棒ブーグスとのコンビで、強敵ウーソズ(ジミー&ジェイ)の持つスマックダウンタッグ(SD)王座への挑戦が電撃決定。この日は中邑&ブーグスでロス・ロサリオス(ウンベルト&エンジェル)とタッグ戦で激突した。

 中邑は「カモーン」と挑発すると、ヒザ蹴りからのニードロップ、痙攣(けいれん)式ストンピング、コーナーに上げた相手へのニーアタックとウンベルトに波状攻撃で攻め込んだ。だが、ウンベルトに髪を引っ張られると、エンジェルとの連係攻撃を浴びて劣勢となってしまう。

 しかし、中邑&ブーグスには築いてきた連係がある。中邑がウンベルトを投げ飛ばして交代。満を持して登場したブーグスがミリタリープレスでウンベルトを持ち上げると、エンジェルにパンプハンドルパワースラムを叩き込んで勝利を収めた。
 
 試合後、中邑とブーブスは「今回もそうだったように、WMでも俺たちが化学反応を起こしてSDタッグチーム王者になってやるぜ!マジで!!!」とインタビューに答え気勢を上げたた。さらに中邑はブーグスがほえまくった後、静かにテレビカメラを凝視。世界が注目する「プロレスの祭典」への秘めた決意をうかがわせた。

 ウーソズVS中邑&ブーグスのSDタッグ王座戦が行われる、「レッスルマニア38」は日本時間4月3日にWWEネットワークで配信される。