米WWEで期待の新星がこっそりデビューを果たしている。
 
 配信された「205 LIVE」に登場したデーモン・ケンプはKUSHIDAと対戦。カウンターのボディースラムからエルボードロップ、鮮やかなフロントスープレックスを見せたが、元IWGPジュニア王者との力量差は大きく、最後はアームバーにタップアウトした。

 実はこの「デーモン・ケンプ」なる男、かなりの逸材だ。ケンプのツイッターのアカウント名は「ボビー・スティーブソン」。昨夏の東京五輪レスリングフリー125キロ級で金メダルを獲得したゲイブル・スティーブソン(米国)の実兄なのだ。

 米メディアによれば、ケンプも弟同様に米ミネソタ大学のレスリング部で活躍。金メダリストの弟は昨年9月にWWEと契約を結んだが、兄は弟よりひと足先にWWEでプロレスのトレーニングを開始していた。

 昨年11月にボビー・スティーブソンからデーモン・ケンプにリングネームを変更。自身のツイッターでは「近々、お前らの好きなスーパースターをぶっ潰してやるぜ」と豪快に宣言し、昨年末には「205 LIVE」で勇躍プロデビューを果たした。

 ところが…現状ではここまで4連敗で未勝利。NXTではキャメロン・グリムスの打撃に太刀打ちできず完敗を喫しており、そのポテンシャルを発揮できていない。

 ただ、ケンプはまだ22歳の若武者。金メダリストの弟は祭典「レッスルマニア38」(4月2、3日、テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム)で華々しいデビューも待望される中、お兄ちゃんは地道に実力アップといきたいところだ。